コラム

災害時の食中毒予防のために

1.災害時の食中毒予防のために…厚生労働省のHPより

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000212536_00004.html

災害時は、ライフラインの寸断により、食品の低温保管ができなくなるなど、食中毒が発生しやすい状況となります。
抵抗力が弱い方は重症化することもありますので、しっかり防ぐことが大切です。
○ 調理や配付、食事の前には、よく手を洗いましょう。水が十分に確保できない場合には、ウェットティッシュ等を活用しましょう。
○ 調理を行う際は、食材を火や熱湯で十分に加熱しましょう。野菜などを生で食べる場合には、よく洗いましょう。
○ 下痢、発熱、手指に傷がある方は、食品の調理や配付を行わないようにしましょう。
○ 調理を行う台所や食器などを、可能な限り清潔に保つようにしましょう。
○ 避難所等では、出された食事は保管せずできるだけ早く食べるようにしましょう。また、時間が経ち過ぎたら、思い切って捨てましょう。
 

◆ 食中毒情報…消費者庁     https://www.caa.go.jp/
・6月29日 16件
 カンピロバクター 7件、アニサキス 4件、ノロウイルス 2件、ウェルシュ菌 2件、腸管出血性大腸菌O157 1件
・7月6日 6件
 カンピロバクター 3件、ウェルシュ菌 2件、腸管出血性大腸菌O157 1件
・7月13日 8件
 カンピロバクター 5件、黄色ブドウ球菌 1件、アニサキス 1件、セレウス菌 1件
・7月21日 9件
 カンピロバクター 4件、サルモネラ属菌 2件、クドア・セプテンプンクタータ 1件、アニサキス 1件、黄色ブドウ球菌 1件
◆ 事故情報…消費者庁      http://www.recall.go.jp/result/
・オレンジマーマレード(商品の一部でカビの発生が確認されたため)、オムハヤシ(アレルゲン「鶏肉」の表示欠落)
・発泡性飲料(賞味期限の誤表示)、アンチョビ フィレ(自主検査により基準値を超えたヒスタミンが検出されたため)
・卵かけご飯専用だれ(アレルゲン表示「小麦、大豆」の表示欠落)、トッポッキスナック(食品添加物を検出)
・ジェラート(大腸菌群陽性、製造基準の逸脱)、アンチョビ フィレ缶(ヒスタミンの高濃度検出)
・どり肩肉の照焼きたれ(アレルゲン「小麦、鶏肉、大豆、もも、りんご」の表示欠落、添加物表示の一部欠落)
・鶏レバーハム(E.coli陽性、サルモネラ属菌陽性)、高菜キムチ(一部に膨張した商品が発生したため)

編集後記;連日暑い日が続いておりますが、体調はいかがでしょうか。私は汗拭き用のタオルが手放せません。 (片白)

・この情報誌は主に、農林水産省、厚生労働省、消費者庁等のホームページを参考にして作成しています。
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