よくある質問

香粧品検査に関するQ&A

菌が検出した際の判定方法を教えてください

・検査結果の生菌数(細菌数と真菌数の合計値)と、日本化粧品工業会の微生物限度の自主基準を比較頂いて、お客様にて製品の出荷可否をご判定ください。
・生菌数が微生物限度値内の場合は、検出された菌が特定微生物ではない事を確認するため、特定菌の追加検査をご提案します。
 

 化粧品及び薬用化粧品等の医薬部外品の微生物限度値
項目 \ 製品 専ら3歳未満の乳幼児に使用する製品、  
専ら目の周りに使用する製品及び
専ら粘膜に使用する製品
左記以外の製品
生菌数(注1) 1×102CFU以下/g又はmL
(注2)
1×103CFU以下/g又はmL
(注3)
特定微生物 大腸菌
緑膿菌
黄色ブドウ球菌
カンジダ・アルビカンス
いずれも
陰性/1g 又は 1mL
いずれも
陰性/1g 又は 1mL

 (注1)好気性中温性の細菌数と真菌(カビ及び酵母)数の合計。
 (注2)微生物試験結果のばらつきを考慮し、試験結果が、200CFU/g 又は mLを超えた場合に、限度値を超えたと判断する。なお、CFUは、Colony Forming Unitの略である。
 (注3)微生物試験結果のばらつきを考慮し、試験結果が、2000CFU/g 又は mLを超えた場合に、限度値を超えたと判断する。