保存効力試験とは、化粧品に配合されている防腐剤の効力を調べるために、強制的に微生物を混入させ、 その数を経時的に測定するという微生物学的評価のことをいいます。
試験期間は発育阻止試験などの準備期間を含め約2ヶ月と長期間を必要とします。
試験期間は発育阻止試験などの準備期間を含め約2ヶ月と長期間を必要とします。
検査概要
化粧品に含まれる防腐剤の効力を調べるために、日本薬局方の保存効力試験にて規定されている5菌種を、 単一の細菌・真菌(酵母)を一定数化粧品に添加し、菌数を継時的に測定して5菌種それぞれの増減の確認を行います。
添加する菌種や、測定ポイントについてご相談いただく事も可能です。
検査対象
検査対象5菌種
Escherichia coli | 大腸菌 |
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Staphylococcus aureus | 黄色ブドウ球菌 |
Pseudomonas aeruginosa | 緑膿菌 |
Candida albicans | カンジダ菌 |
Aspergillus brasiliensis | 黒コウジカビ |
検査方法
保存効力試験 | 5菌種(3点(0,14,28日目) |
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試験の流れ
お問い合わせ | 試験のご依頼はEメール、お電話にてお伺いいたします。 必要情報をご準備ください。 ●化粧品、医薬部外品共通 製品形態・性状・全成分情報・検体数・検査項目 ●医薬部外品の承認申請に関わる試験の場合 主剤成分・検体数(測定回数)・測定方法の有無 |
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ご提案 | 試験担当者が測定の可否を検討いたします。 測定可能な場合、検査方法等のご提案をいたします。 |
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見積書作成 | 試験内容に基づき、見積書をご提出いたします。 |
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お申し込み | 試験内容、納期、費用等をご確認いただき、試験をご依頼ください。 依頼書を記入していただき、検体と依頼書原紙を当社までお送りください。 依頼書をEメールもしくはFAXで、予めご連絡いただければ幸いです。 |
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検体受付 | 受付が完了した時点で、速報納期を含めた受付完了のメールを送信します。 |
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試験の実施 | 化粧品・医薬部外品専門の技術者が試験を担当いたします。 |
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報告書の作成 | 信頼性の高いデータをご報告いたします。 |
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■検体送付先
㈱日本食品エコロジー研究所 守口事業所
〒570-0033大阪府守口市大宮通1丁目13番36号
TEL:06-6997-6052
FAX:06-6995-2681
■保存効力試験検査項目